安全標語の存在は、安全管理を行う上でとても効果があると科学的にも実証されています。
作業現場では、長時間、繰り返しで同じ作業が行われています。人間ですから、単純作業のあまり、眠くもなるだろうし、持続力が続かない、ぼんやりするなどいろんな状態にもなります。それがどれほど危険なものか、現場に立ったことがある方はよくわかっていると思います。
そんな時に、壁に貼ってある、標語を心の中だけでなく、小さな言葉でいいから口にして言ってみるのです。背中がしゃんとして、また活気のある作業を続けることができます。
事故を起こしていいことはなにひとつありません。例えば、作業ラインが一時的に止まるは初歩段階です。同じラインにいる人に「すみません」と言えば済むことかもしれません。
でも、事故が起こってしまったら、どうでしょう。物損ならまだしも、人身にかかわる事故が起きたらどうでしょう。
まさしく『注意一秒、怪我一生』です。この標語を考えられた方は、本当に真実を突いていると思います。
あなたがしているのは仕事です。仕事に事故はあってはならない。だから、標語もあるのです。