ヒヤリ・ハットとは




ヒヤリ・ハットとは、文字通り“ヒヤリ”としたり、“ハッ”としたりするような経験で、重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例のこと。労災事故を未然に防止するための概念。

ヒヤリ・ハットは、結果として事故に至らなかったものであるので見過ごされてしまうことが多いが、重大な事故が発生した際には、その前に多くの「ヒヤリ・ハット」が潜んでいる可能性があり、ヒヤリ・ハットの事例を集めることで重大な災害や事故を予防することができる。

ハインリッヒの法則の「重大事故の陰に30倍の軽度事故と300倍のニアミスが存在する」が根拠となっている。

日常生活での例としては、赤信号で道路を横断しようとして目の前を車が横切った、など。重大な事故には至らなかったものの、“ヒヤリ”としたり、“ハッ”とした事象で、この場合は左右の安全を確かめてから渡る、信号を守る、などが教訓といえる。