健康は 身の為 家の為 國の為
第2回(昭和4年)全国安全週間報告の標語
お互いに目と心を働かせませう
小サイ不注意大キナ怪我を産ム
献身の努力に油断の隙なし
昭和四年十月ニ一日からニ六日まで アンゼン週カン
お山のうしろの夕日が赤い
とうさんのかいしゃのふえがなる
みい子やとし坊 おむかいに
お宮のとりいの むこふまで
ほら、きたあすこへ とうさんが
大きなめだまで、まっくろい
かほでにこにこわらってる
とびつく二人をだつこした
強くてじょうぶな、おとうさん
にこにこやさしい、おとうさん。
富にや迷はぬ 健康が一ぢや 力瘤みて 娘やろ
仕事励みつつ いつも頭に浮ぶ
お互に 怪我するまいぞ させまいぞ
負傷せぬ用心
急がば廻れ 無理するな