品質標語を作るときのテーマとは?




目次

品質とは?

品質としては、製造品質、設計品質、サービス品質があります。

ここでは、製造品質についてご紹介します。

製造品質というのは、製造したときの出来栄えのことで、安定して長期間高いレベルのものを製造して、ユーザーに100%いいものを提供する活動のことです。

そのためには、不良品を製造しない、不良品を出さないことが大切です。

不良品を製造しないためには、製造プロセスをバラツキが少なくなるようにすること、製造プロセスの急な異常を未然に防ぐことが大切です。

そのため、作業の標準化、設備の自動化、設備の予防保全などの活動が必要になります。

不良品を出さないためには、それぞれのプロセスにおいて不良品が出ないようにする関門を設けること、全てのプロセスを通じて不良品が出ないようにするプロセス設計、検査プロセスの強化、検査精度のアップなどの活動が大切です。

品質標語を作るときのテーマとは?

品質標語のテーマは、ある程度決定しています。

ここでは、品質標語を作るときのテーマについてご紹介します。

みんなでつくる品質

品質標語の優秀作品のテーマとしては、みんなでつくる品質というものが多くあります。

例えば、テーマとしては、みんなでつかもう、みんなで実践、みんなで作る、などが挙げられます。

品質標語を作るときも、みんなでつくる品質のテーマをぜひ品質標語に含ませましょう。

創意工夫が大切

品質標語の優秀作品のテーマとしては、創意工夫が大切というものが多くあります。

例えば、テーマとしては、創意工夫で物づくり、工夫と知恵で、努力と創造で、などが挙げられます。

品質標語を作るときも、創意工夫が大切のテーマを品質標語に含ませましょう。

個人で作る品質

品質標語の優秀作品のテーマとしては、個人で作る品質というものが多くあります。

例えば、テーマとしては、一人ひとりが職場の主役、一人ひとりの厳しい目、一人ひとりの品質意識、などが挙げられます。

品質標語を作るときも、個人で作る品質のテーマを品質標語に含ませましょう。

顧客が大切

品質標語の優秀作品のテーマとしては、顧客が大切というものが多くあります。

例えば、テーマとしては、ユーザーが賢く選択する、買う人の心にしみる、ユーザーの手元に送ろう、などが挙げられます。

品質標語を作るときも、顧客が大切のテーマを品質標語に含ませましょう。

品質月間とは?

品質月間というのは、貿易自由化に対して危機感が強くなる中において、1960年に品質管理に対してメーカー・ユーザー・流通業者が一丸になって取り組みたいということから生まれたものです。

日本に1950年に本格的に品質管理が導入されて10年間が経過し、中小企業やそれぞれの業種に品質管理が浸透し、一般のユーザーも品質管理という言葉をマスコミなどを通して聞くことも多くありました。

過去の品質月間のテーマとは?

ここでは、過去の品質月間のテーマについてご紹介します。

平成21年

「持続可能な社会をつくる品質 ~今、あなたにとって品質は?~」

平成22年

「品質の原点にかえり 先駆者の知恵に学ぶ」

平成23年

「危機を力に 品質革新 再び世界No.1

平成24年

「品質力再興 やっぱり日本品質!」

平成25年

「価値ある品質で 新たな成長を!」

平成26年

「価値ある品質 技と想いをつないで」

平成27年

「あなたが主役 みんなでつくる 感動と安心を!」

平成28年

「あなたが主役 みんなでつなぐ 感動と安心を!」

平成29年

「スマートプロセスで 良い職場と豊かな品質」

平成30年

「スマートプロセスで 現場力向上と価値づくり」

過去の品質標語とは?

ここでは、過去の品質標語の主なものについてご紹介します。

平成21年

「極める品質 高める技術 こだわる心で得られる信頼」

「品質に プライドかけて ものづくり」

平成22年

「品質は 小さな努力の積み重ね 顧客目線の品質管理」

「確かな技術で 高める品質 みんなで築く顧客の信頼」

平成23年

「絆の文化で危機脱却 決意新たに品質革新」

「確かな技術と安全で 目指そう世界最高品質」

平成24年

「品質は 全員参加の『合言葉』」

「たゆまぬ努力と品質で 世界にとどけ 日本の心」

平成25年

「世界に誇る 品質目指し 磨く技術と志」

「みんなで守る品質は 日本が誇る 金メダル」

平成26年

「価値ある品質 高めて広がる 新時代」

「喜ぶ顔が見たいから 高品質のものづくり」

平成27年

「品質づくりは ひとづくり 皆が主役の表舞台」

「届けたい お客様へ安心を 一人ひとりのプロ意識」

平成28年

「みんなの気持ち重ねあい お届けします 新たな感動」

「品質は みんなでつくる 未来のかたち」

平成29年

「一人ひとりが意識を高め 明るい職場で よりよい品質」

「プロセス革新 よい職場 高めるやりがい 高まる品質」

平成30年

「スマートなプロセス築いて より良い職場」

「品質と信頼 生み出す現場力」




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